インプラントをすると顔変わる?理由やメリット・デメリットまで紹介
2025/03/19


「インプラントをすると顔変わる?」「インプラント治療で顔が変わる理由は?」「インプラント治療で顔が変わるメリットが知りたい」と思っていませんか?

インプラント治療によって、顔の外見にどのような影響を与えるか気になっているのではないでしょうか。インプラント治療後に顔が変わると表情が豊かになりますが、デメリットも理解したうえで治療の判断が必要です。

本記事では、「インプラントをすると顔が変わる理由や、メリット・デメリット」を紹介します。インプラント治療ができないケースまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

1.インプラント治療で顔が変わる4つの理由

インプラント治療によって顔が変わったという方は、一定数いらっしゃいます。その理由は、以下のとおりです。

  • 顎骨の収縮を抑えられるため
  • 歯が支えられ表情筋が鍛えられるため
  • 噛み合わせが改善されるため
  • 心理的に自信が付くため

それぞれ解説します。

1-1.顎骨の収縮を抑えられるため

インプラントを失った歯の部分に人工歯根を埋め込むことで、顎の骨を支える役割を果たします。そのため、顎骨の収縮を防ぎ、顔の自然な輪郭を維持できます。

歯を失ったままだと、顎骨が痩せて顔がこけて見える場合もありますが、インプラントにすると影響を回避しやすいです。全体的な顔の形が整うため、若々しさを保てます。

1-2.歯が支えられ表情筋が鍛えられるため

歯の欠損は、頬のたるみやしわを引き起こし、老けた印象を与える場合もあります。インプラントを導入することで、歯が再びしっかりと支えられ、顔のボリュームが回復します。

インプラントにより自然の歯に近い見た目を実現し、若々しい見た目を取り戻すことが期待できるだけでなく、自信を持てる外観につながりやすいです。

1-3.噛み合わせが改善されるため

インプラントにより、噛み合わせが改善することで口元のバランスが整い、顔全体の印象が向上しやすいです。

口元のしわやほうれい線が目立たなくなる効果も期待でき、全体的な顔の調和がもたらされます。

1-4.心理的に自信が付くため

インプラント治療を受けることで、見た目が改善されるだけでなく、心理的にも自信が付きます。自身の持てる笑顔を取り戻せると、社交的な場面でも積極的に人と接することにつながりやすいです。

また、咀嚼や会話への不安が軽減され、交流を取りやすくなります。心理的な安定感が、より充実した生活の支えになり、結果的に明るい表情に変わっていくのです。

2.インプラント治療によって表情が豊かになる

インプラント治療によって顔の骨構造をサポートし、顔のバランスや輪郭が改善されると、表情筋が正常に機能するようになります。

若々しい見た目を保てるだけでなく、精神的なストレスも軽減されるため、笑顔や表情が豊かになることで周囲とのコミュニケーションも改善されます。

3.インプラント治療のメリット・デメリット

インプラント治療のメリット・デメリットを、それぞれ紹介します。

3-1.インプラント治療のメリット

インプラントのメリットを以下にまとめました。

  • 見た目が良くなる
  • 自然な感覚で咀嚼できる
  • 周囲の健康な歯を傷つけずに治療できる
  • 口内環境・体の健康を促進する
  • 顎骨の縮小を防止できる
  • その他の治療法と比較して長持ちする
  • 取り外す必要がないため管理しやすい
  • 発音が安定し喋りやすくなる

インプラント治療は、見た目を重視し、自然な歯に近い仕上がりを望む人に適しています。また、残っている健康な歯を大切にしたい方にも向いています。

関連記事:インプラントのメリット8選!デメリットや注意すべきトラブルも解説

3-2.インプラント治療のデメリット

インプラントのデメリットを以下にまとめました。

  • 保険適用外の治療のため高額になる
  • 治療期間が長期にわたる
  • 外科手術を受ける必要がある
  • 治療完了後のメンテナンスが欠かせない
  • 感染症のリスクがある

インプラント治療は、保険適用外の治療のため費用を抑えたい方には向いていません。また、外科手術を受けられない健康状態の方や、喫煙が習慣の人もインプラント治療には向いていません。

4.インプラント治療ができないケースもある

インプラントで顔の輪郭や表情を変えたいと思っていても、場合によってはインプラント治療ができないケースもあります。以下のようなケースです。

  • 顎の骨の量と質が不十分である
  • 歯周病や虫歯がある
  • 未成年者で顎が成長途中である
  • 糖尿病や腎疾患などの全身疾患がある
  • 歯列の乱れがある
  • 外科手術にともなう心理的な要因がある
  • 喫煙している

ひとつずつ解説します。

関連記事:インプラントができないと言われた場合の原因や治療を可能にする方法

4-1.顎の骨の量と質が不十分である

顎の骨の量と質が不十分である場合、インプラント治療は困難です。インプラントの手術自体は成功したとしても、その後インプラントを適切に支えることができず、手術後にインプラントが安定しないリスクがあります。

また、骨の再生を図るための、追加の治療が必要となるケースもあります。

4-2.歯周病や虫歯がある

歯周病や虫歯がある場合、インプラント後の感染リスクが高いため、インプラント治療はできません。

そのため、インプラント治療前に歯周病や虫歯を治療し、口腔内の衛生状態を改善する必要があります。

4-3.未成年者で顎が成長途中である

未成年者の場合、顎の成長が継続している可能性が高く、インプラント治療は基本的におこなえません。顎の成長が終わるまでは、入れ歯などほかの治療方法も考慮が必要です。

将来的に成長が完了したあとに、再度インプラントを検討するのが望ましいです。

4-4.糖尿病や腎疾患などの全身疾患がある

糖尿病や腎疾患などの全身疾患がある場合、免疫力が低下しているため、インプラント治療はリスクが高くなります。たとえば、糖尿病で血糖値の管理が難しい場合は、治療後の感染や手術部位の治癒が遅れるケースも考えられます。

加えて、腎疾患を抱えている場合は、手術による合併症のリスクが増加するため注意が必要です。

4-5.歯列の乱れがある

歯列の乱れがある場合、インプラントの位置が不正確になりかねません。そのため先に歯列矯正をおこない、その後インプラントによる治療をおこなうのが一般的です。

4-6.外科手術にともなう心理的な要因がある

外科手術にともなう心理的な恐怖がある場合、治療への不安が高まります。心の準備をしてから治療を進めることが望ましく、メンタルケアが重要です。

4-7.喫煙している

喫煙していると、インプラント治療における失敗するリスクも高まります。喫煙により、血流を悪化させ、治癒を妨げる要因となるためです。

そのため、インプラントを検討されている段階から禁煙を始めるようにしてください。

関連記事:喫煙とインプラント治療の関係とは?喫煙のリスクや禁煙期間について

5.まとめ

インプラント治療によって顔の輪郭が整うことで、顔が変わり表情が豊かになりますが、デメリットも理解したうえで治療の判断が必要です。

また、インプラントで顔の輪郭や表情を変えたいと思っていても、インプラント治療ができないケースもあるため、専門医と十分に相談して検討しましょう。

やまもと歯科・矯正歯科では、専門知識の豊富な歯科医師が最新設備によって、患者様の状態に合わせた適切なインプラント・矯正治療が可能です。インプラントや矯正治療に関する無料相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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