インプラント治療に「時間がかかる」「大がかりな治療」というイメージ、ありませんか?
実際、どのくらいの期間で終わるのかは、患者さんの状況によって異なります。
今回は、治療を始める前に知っておきたい、インプラント治療の流れと期間の目安について解説します。
目次
インプラント治療の期間の目安は、症例や口腔内の状態によって異なります。
これは、上あごの骨の方が柔らかく、インプラントと骨が結合するのに時間がかかるためです。
ただし、すべての方がこのスケジュールに当てはまるとは限りません。
治療内容や条件によっては、以下のような目安もあります。
たとえば、歯が折れた方のケースでは、抜歯と同時にインプラントを埋入し、約2か月半で治療が完了したケースもあります。
このように、インプラントの治療期間は「どの歯を失ったか」「骨の状態はどうか」などによって大きく変わるため、カウンセリングでしっかり確認しておくことが大切です。
やまもと歯科・矯正歯科では、インプラント治療を6つのステップで進めていきます。
治療を検討されている方に向けて無料相談を実施しております。「そもそも自分に合うの?」「費用はどのくらい?」といった疑問にも丁寧にお答えし、治療の選択肢を一緒に考えていきます。
CTやレントゲン撮影、歯型の採取などを行い、骨の厚みや神経の位置をしっかりチェック。この検査結果をもとに、患者さんに合わせた治療計画をご提案します。
局所麻酔を使用し、インプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋め込む手術を行います。
手術時間はおよそ30分~1時間ほど。術後は安静に過ごし、感染予防のため数日間の注意が必要です。
骨とインプラントが結合するまでの期間を置きます。骨の状態や体調により個人差があります。
骨としっかり結合したことが確認できたら、土台となるアバットメントを装着。
そこから精密な型取りを行い、自然に近い見た目と噛み心地をめざした人工歯を製作します。
インプラントを長く快適に使っていただくために、定期検診とクリーニングを通してしっかりサポートします。また、天然歯と同じように患者さん自身でしっかりとしたセルフケアを行うことでインプラントを長持ちさせましょう。
治療が長引く主な原因として、以下のようなケースがあります。
骨の厚みや高さが足りない場合には、GBRやソケットリフトなどの骨造成手術を先に行う必要があります。
重度の歯周病がある場合は、治療前に歯ぐきの状態を整えることが必要です。炎症のある状態でインプラントを入れると、骨とインプラント体がしっかり結合せず、脱落するリスクが高まります。
全身状態によっては、インプラント治療自体を見合わせる場合もあります。とくに血糖コントロールが不安定な方は、傷の治りが遅くなる傾向があります。
ニコチンは血流を悪化させ、インプラントと骨の結合を妨げることがあるため、できる限り禁煙をおすすめします。
また、インプラントは「入れたら終わり」ではなく、毎食後の丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスが欠かせません。治療を受けたあとも、長く快適に使い続けるためのケアがとても大切です。
インプラント治療は、見た目の自然さ・噛む力の安定性に優れた選択肢ですが、治療完了までにある程度の時間がかかることも知っておきましょう。
また、インプラントは「入れたら終わり」ではなく、毎食後の丁寧な歯磨きや歯科医院での定期的なメンテナンスがとても大切です。
やまもと歯科・矯正歯科では、精密診査からシミュレーション、手術・アフターケアまでを一貫しておこない、完全個室・歯科用CT完備の環境で対応しています。
「まずは話だけでも聞いてみたい」という方も歓迎です。無料カウンセリングで、お気軽にご相談ください。