
インプラント手術後は、「どのくらい腫れる?」「お酒はいつから?」「運動しても大丈夫?」など、過ごし方に不安を感じるかたも多いのではないでしょうか。
今回は、術後の生活で気をつけたいポイントをQ&A形式で解説します。
■インプラント手術後の「痛み」と「腫れ」に関するQ&A
Q.痛みはいつまで続きますか?
痛みは術後数日で落ち着いてくることが多いものの、感じ方や続く期間には個人差があります。埋入本数が多い場合や骨造成を伴う場合は長引くこともあります。
インプラント手術では歯ぐきを切開し、顎の骨に人工歯根を埋め込みます。麻酔が切れた後から数日間は痛みを感じやすくなりますが、処方された痛み止めで様子を見られるケースもあります。
Q.手術後に腫れるのはいつまでですか?
腫れは術後数日で目立ちやすくなり、その後徐々に落ち着くことが多いです。程度や期間は、手術範囲や骨造成の有無によって異なります。
内出血によって頬や皮膚が紫色、黄色っぽく見えることもありますが、時間の経過とともに落ち着いていくケースが一般的です。
Q.痛みや腫れを和らげるコツはありますか?
術後の痛みや腫れが気になるときは、無理をせず安静に過ごすことが大切です。次の点を意識しましょう。
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処方された薬は、用法・用量を守って服用する
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抗生剤は自己判断で中断しない
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必要に応じて頬の外側を軽く冷やす
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氷を直接当てたり、長時間冷やし続けたりしない
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就寝時は頭を少し高くする
出血が止まりにくい、膿が出る、発熱がある場合は、自己判断せず担当医へ相談しましょう。
■インプラント手術後の生活Q&A(飲酒・入浴・運動)
Q.お酒はいつから飲めますか?
手術後、1週間程度を目安に飲酒を控えるようにしましょう。アルコールは血流を促し、出血や腫れにつながる可能性があります。
また、処方された抗生剤や痛み止めとの相互作用で、薬の効きが弱まったり副作用が出やすくなったりすることもあるため注意が必要です。
Q.お風呂はいつから入れますか?
手術当日はシャワー程度にとどめ、湯船につかる入浴や長湯、サウナは数日控えるのが一般的です。再開時期は出血や腫れの状態によって異なるため、担当医の指示に従いましょう。
Q.運動はいつから再開できますか?
激しい運動は数日控え、その後は様子を見ながら徐々に再開するのが一般的です。運動で血圧や心拍数が上がると、傷口からの出血や腫れにつながりやすくなります。
ジョギング、筋トレ、テニスなど心拍数が上がる運動は、少なくとも数日は控え、1週間ほどを目安に様子を見ながら再開しましょう。
Q.タバコは吸ってもよいですか?
喫煙は傷の治りやインプラントと骨の結合に影響する可能性があるため、術後はできるだけ控えるほうが良いでしょう。特に手術直後は、出血や感染のリスクを避けるためにも、担当医の指示に従いましょう。
■インプラント手術後の「食事」と「歯みがき」のポイント
食事で気をつけたいこと
術後すぐは、おかゆ・スープ・ゼリーなど軟らかく刺激の少ないものを選び、手術と反対側の歯で噛むようにしましょう。熱すぎるもの・硬いもの・辛いものは、傷口を刺激して腫れや痛みを強める可能性があるため控えるのが安心です。
詳しい注意点はこちらの記事もあわせてご覧ください。
歯みがきのポイント
手術部位は、指示された時期まで強くこすらないようにしましょう。一方で、手術部位以外の歯は通常どおり丁寧に磨き、口腔内を清潔に保つことが大切です。
術後しばらくは強いうがいも控えましょう。勢いよくゆすぐと、傷口にできた血のかたまりが取れてしまう可能性があります。
歯みがき粉や歯ブラシの選び方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
▶インプラント治療後の正しい歯磨き方法とは?歯磨き粉の選び方も紹介
■手術後の過ごし方を整え、治癒を妨げないようにしましょう
インプラント手術後は、傷口に負担をかけない過ごし方を意識することが大切です。飲酒・長時間の入浴・激しい運動など血流が増えやすい行動はしばらく控え、処方された薬も指示どおり服用しましょう。
また、口の中を清潔に保ちながら、手術部位を強く触らないことも重要です。不安な症状がある場合は自己判断せず、担当医へ相談しましょう。
やまもと歯科・矯正歯科では、患者さん一人ひとりのお口の状態や治療内容に応じて、術後の過ごし方をご説明しています。インプラント治療後のケアについて不安なことがある場合は、診察時にご相談ください。
